卸電力市場高騰で経産省が追加対応「再エネ電気卸供給料金、柔軟な対応を」

  • 印刷
  • 共有
※画像はイメージです
※画像はイメージです

経済産業省は2月5日、1月の卸電力市場価格の急激な高騰を踏まえ、需要家の電気料金負担が激変しないように、一般送配電事業者に対して、小売電気事業者が一般送配電事業者に支払う再生可能エネルギー電気卸供給に係る料金について、柔軟に対応するよう要請したと発表した。

再生可能エネルギー電気卸供給に係る料金は、すべて卸電力市場価格連動となっている。このため、今回の卸電力市場価格の急激な高騰に伴い、再生可能エネルギー電気卸供給を利用する事業者は、今後、1月の高騰した卸電力市場価格と連動して、それまでの価格水準と比べて高額の再生可能エネルギー電気卸供給に係る料金を支払うことが必要となる。一時的にそれまでの価格水準と比べて高額の供給力不足時の精算金を支払うことが必要となる事業者の場合と同様に、需要家にとって大きな影響がある場合が懸念される。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)完了後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事