卒FIT公営風力発電の再エネ、新電力向け「リスクヘッジ商品」で付加価値

まち未来製作所(神奈川県横浜市)は2月16日、同社が運営する再エネアグリゲーションサービス「グッドアラウンド」に、新メニュー「プロテクトプラン」を追加したと発表した。卒FITを迎えた公営風力発電所の非FIT再エネを同社がアグリゲーション、新電力に固定価格で卸販売することで、市場変動に対応できる「リスクヘッジ商品」としたという。
まずは、2020年FIT満了を迎えた高知県梼原町の町営風力(1,200kW)を運用し、売電価格を現状の約2倍となる14円/kWh(税込)に高付加値化。卸販売を14.3円/kWh(税込)として、2021年3月から受給開始する。梼原町は、増加した売電収入を運転経費や新たな再エネ事業に活用していく方針だという。
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