山梨県で製造する再エネ由来の「グリーン水素」、FCV向けに都内で供給 

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ステーション外観(出所:ENEOS)
ステーション外観(出所:ENEOS)

ENEOS(東京都千代田区)は7月8日、山梨県と再生可能エネルギー由来のグリーン水素の供給に関する合意書を締結した。同県で製造される再エネ由来グリーン水素を同社の東京目黒水素ステーション(東京都品川区)で燃料電池自動車(FCV)への充填に使用し、モビリティ分野におけるグリーン水素の利用を拡大することで、持続可能な低炭素社会の実現を目指す。

山梨県は、2050年までに県内の温暖化ガス排出量を実質ゼロにする目標を掲げている。目標達成に向け、P2G(Power to Gas)システムの実用化を加速させるため、同県「米倉山電力貯蔵技術研究サイト」において、太陽光発電による電力で水を電気分解することで「グリーン水素」を製造し、安全に貯蔵・輸送し、市民生活の中で利用する実証実験に取り組んでいる

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