住友商事(東京都千代田区)と資源大手のリオティント(イギリス、オーストラリア)とは8月24日、住友商事がオーストラリアのクイーンズランド州グラッドストンで推進するグリーン水素製造プロジェクトにおいて、リオティントのヤーワン・アルミナ(酸化アルミニウム)精製工場に水素の試験製造プラントを建設し、同工場での水素活用について検討するパートナーシップを締結したと発表した。
同プロジェクトは計画通り進捗した場合、同試験プラントから製造される水素は、住友商事のグラッドストンにおける水素エコシステム構想に向けて供給される。なお、同プロジェクトは、「グラッドストンを将来のクリーン水素ハブとして確立する」とのオーストラリア政府とクイーンズランド州政府の政策方針に合致しており、これを推進するもの。