丸紅、バイオ炭の農地施用によるクレジット販売

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(画像左から)農地に撒く前のバイオ炭、循環型食器「edish」
(画像左から)農地に撒く前のバイオ炭、循環型食器「edish」

丸紅(東京都千代田区)は8月9日、日本クルベジ協会(大阪府茨木市)から、バイオマスを加熱(炭化)して製造した「バイオ炭」の農地施用によるJ-クレジットの独占販売代理権を取得したと発表した。今後、共同で同クレジットの販売を進める。また、、丸紅が販売する循環型食器「edish」に同クレジットを活用し、調達・製造工程のCO2排出量をゼロにした製品の販売も行う計画。

バイオ炭は燃焼しない水準に管理された酸素濃度の下、350℃超でバイオマスを加熱して製造される。植物が吸収したCO2は廃棄・分解時に排出されるが、炭化により固定すれば大気中への排出を抑制できる。J-クレジット制度認証委員会は6月30日に、バイオ炭を農地に撒いた際の排出削減量を、国内で初めて認証した。

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