「お米を名刺に」亀田製菓のアップサイクルプロジェクト始動

亀田製菓(新潟県新潟市)は5月23日、米菓の製造過程で発生する副産物の再利用促進を目的としたアップサイクルプロジェクト「Re Kameda」を立ち上げたと発表した。同プロジェクトの第1弾として、食べられなくなったお米を紙に変身させた「おこめ名刺」を5月下旬より導入し、全従業員に配布する。
老舗紙屋・ペーパルと協業開発した新素材
「おこめ名刺」は、老舗紙屋・ペーパル(奈良県奈良市)が開発した「kome-kami 浮世絵ホワイト」という用紙をベースにした紙を使用している。通常、紙の表面には強度と発色を向上させるために化学薬品が塗られているが、「kome-kami 浮世絵ホワイト」は、薬品の代わりにお米を使った塗工液「コメグロス」を表面に施したのが特長で、今回、この「コメグロス」に亀田製菓の米菓製造工程で発生する副産物を活用したという。
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