オゾン層順調に回復も、噴火で破壊が進む可能性を指摘 WMO

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世界気象機関(WMO)は6月28日、オゾン層に関する報告書「WMO Ozone and UV Bulletin」を公表した。成層圏オゾンは順調に回復しており、今後数十年でほぼすべての場所で完全な回復が起こるとの予測を示した。また、オゾン層の長期的な変化とその原因を把握するため、継続的な測定が重要だと強調した。

モントリオール議定書により、オゾン層破壊物質の生産と消費は99%まで削減された。これによりオゾン層は順調に回復している。2023年1月には、国連環境計画(UNEP)がWMO、米国海洋大気庁(NOAA)らと共同で、南極上空のオゾン層が2066年頃、北極は2045年頃、その他の地域は2040年頃までにオゾン層が回復するという報告書を発表している。

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