東京汽船など、内蔵リチウム蓄電池のみで運航するEVタグボート開発へ

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「ピュアバッテリーEVハーバータグボート」イメージ(出所:Marindows)
「ピュアバッテリーEVハーバータグボート」イメージ(出所:Marindows)

東京汽船(神奈川県横浜市)とMarindows(東京都中央区)は8月13日、内蔵されたリチウムイオン蓄電池のみで運航する「ピュアバッテリーEVハーバータグボート」の開発に向けてプロジェクトを始動したと発表した。ゼロエミッションで運航する港湾曳船は日本初となる試み。2025年度に実現可能性の検討とコンセプト設計に着手し、2030年に横浜港・川崎港で就航、商業運転の開始を目指す。

容量6M超リチウムイオン蓄電池搭載、急速充電桟橋も建造

新たに開発するピュアバッテリーEVハーバータグボートには、容量6.66MWhのリチウムイオン蓄電池を搭載することを検討しており、陸上には出力1MWの急速充電器を2器および容量2MWhの蓄電池を設置する「急速充電桟橋」を建設することで、ゼロエミッションでの運航を実現するという。

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