三菱商事、ラオスの600MW陸上風力発電事業で融資契約 アジア開発銀らと
三菱商事(東京都千代田)は4月10日、アジア開発銀行・国際協力機構・三井住友銀行らとの間で、ラオスMonsoon陸上風力発電の融資契約を締結したと発表した。総額は6億9200万米ドル。同契約締結後に建設工事を開始し、2025年中の営業運転を予定している。
同発電所はラオス南東部のセコン県・アッテプー県に位置する。設備容量は東南アジア最大の600MW。同発電所から発電する電力は、越境してベトナムの国営電力であるVietnam Electricity社に25年間にわたって売電する。ベトナム政府とラオス政府の間では、2030年までに合計5,000MWの電力をラオスからベトナムへ輸出する計画を発表しており、同プロジェクトは同計画の主要案件となる。
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