日揮HD、再エネ由来のアンモニアを製造 浪江町に実証施設建設

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基本協定締結式の様子。(左から)浪江町長 吉田氏と日揮HD常務執行役員 Technology Commercialization Officer(TCO)サステナビリティ協創部長 秋鹿氏(出所:日揮ホールディングス)
基本協定締結式の様子。(左から)浪江町長 吉田氏と日揮HD常務執行役員 Technology Commercialization Officer(TCO)サステナビリティ協創部長 秋鹿氏(出所:日揮ホールディングス)

日揮ホールディングス(神奈川県横浜)は3月22日、福島県浪江町に、再生可能エネルギー由来のグリーンアンモニア製造技術の実証プラントを建設すると発表した。福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)において、旭化成(東京都千代田区)がアルカリ水電解装置で製造する水素を原料にアンモニアを製造する計画。製造能力は一日4トン。2023年秋に着工、2024年度内の運転開始を目指す。

完成予想図(出所:日揮ホールディングス)
完成予想図(出所:日揮ホールディングス)

実証運転は2026年度まで行う予定。日揮HDは実証を通じて統合制御システムの検証と改善を含めたグリーンアンモニア製造技術の向上に取り組む。旭化成は実証結果を、2027年度以降に計画する大規模グリーンケミカル実証プラントで活用する予定だという。

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