工場省エネ、LED化で照明の消費電力約8%削減

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電力消費の大きい工場にとって省エネ対策は必須。サイチ工業栗東工場では、倉庫へのLED照明の付け替えが社員の意識改革を促した。さらに、生産性向上と品質改善も同時に実現するため、FEMSの導入へと進んでいる。

スナック菓子等の包装フィルムを加工製造するサイチ工業栗東工場では、このほど倉庫にLED照明を設置した。「設置によって節電以外に思わぬ効果がありました」と同社の山元工場長。原料となる資材が並ぶ倉庫内にフォークリフトが入場すると、その真上のLED照明が点灯、庫内の明るさが増すことでフォークリフトの接近に気づけるようになったというのだ。また従業員からは「他のLED照明と比較して眩しくない、明るさがやわらかい感じがする」、「蛍光灯より格段に明るいので文字が読み易くなった」といった反応があったという。LED化によって、節電以外にも安全性の確保と作業効率の面での改善が図れたというわけだ。

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