九州電力出力制御の経過解説および系統ワーキンググループまとめ(前編)
九州電力(福岡県福岡市)は2018年10月13日に、離島以外では国内初となる、再生可能エネルギーの出力制御を実施し、10~11月に計8回の出力制御を行った。再エネの導入拡大によりほかのエリアでも出力制御が行われる可能性が高まるなか、経済産業省の第17回・第18回系統ワーキンググループ(WG)では、出力制御に関連する議論などが行われた。
九州電力が、九州本土で再エネ発電事業者に対して出力制御を実施した計8回は、土曜または日曜。いずれも九州エリアはおおむね晴れとの予報で、太陽光発電の出力が増える一方、週末で電力需要が減少し、供給力が電力需要を上回る状況が見込まれたため、前日に出力制御を指示した。全日とも出力制御時間は9~16時。
続きは有料会員登録後にお読みいただけます。
- オンラインでは実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
- 登録月(購入日~月末)は無料サービス
- 環境設備の導入・営業に役立つ「補助金情報検索システム」も利用可能
- 月額
- 1,300円(税込)
- 年額
- 15,600円(税込)
- 1
- 2