世界中が注目、いまなぜ風力発電なのか

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陸上の風力発電は、世界的な潮流として、欧州以外でもオーストラリアや南米、アフリカなど新興国で増え、価格も下がってきている。風力メーカーの業績は非常に好調で、オーダーがかつてない勢いで伸びているという。

トヨタ自動車は、田原工場(愛知県田原市)の敷地内で計画している自家消費型の風力発電事業を、本年8月に造成・基礎工事を開始した。20年7月に試運転、21年3月に操業を開始する。大型風力発電設備は、1基の定格出力が4.3MW。工場敷地内に6基設置し、総出力は25.8MWに達する。発電した電力はFITを使わず、工場内で自家消費する。同社は15年10月に「トヨタ環境チャレンジ2050」を発表しており、各国で操業する全工場のCO2排出ゼロを目指している。

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