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食品ロス削減への道

食品ロス問題はなぜ解決が難しいのか その現状と課題

食品ロス問題は現在日本で大きな注目を集めているが、その理由は、「食べられるものを捨てるのはもったいない」という誰でも深いレベルで同意するわかりやすさである。しかし、食品ロス問題は一歩踏み込んで考え、解決に向かって取り組もうとすると大変複雑な問題である事がわかる。この連載では、食品ロス問題を概観することで、食品ロス問題を整理し、多くの人・組織が問題解決に向かって進めるようになることを目的とする。

食品ロス問題の経緯と削減目標

近年、食品ロスが社会的関心を集め、NPO、企業、団体が様々な取組を進める中で、食品ロス削減推進法が2019年5月31日に公布、10月1日に施行された。これに基づき、政府は食品ロス削減推進会議を設置し、食品ロスの削減を政策面から推進している。著者は、環境経済学および環境システム分析の専門家として同推進会議に参加するほか、食品リサイクル法の設立時から環境省および農林水産省の審議会メンバーとして係わり、食品ロスの研究、自治体、企業へのアドバイスなどを行ってきた。

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