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水平リサイクルの意義 ごみ減量から価値創造へ

「ネットゼロ社会」のプラスチックリサイクル 求められる技術革新とその課題

菅(前)首相が国会で2050年二酸化炭素のネット排出量をゼロにする(以降、本記事ではネットゼロ)と宣言して以来、エネルギー基本計画をはじめ既存の政策は大きく方向転換しようとしている。このシリーズでは4回にわたり、プラスチック資源循環を取り上げ、使用済みの素材を回収後同じ製品に使う水平リサイクルがこれまでにも増して重要となることを論じる。

(シリーズ「水平リサイクルの意義 ごみ減量から価値創造へ」第1回)

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使用済みプラスチック、3つの有効活用法

使用済みのプラスチックは、産業廃棄物、一般廃棄物合計で850万トン(2019年)排出され、そのうちリサイクルされているのは213万トン(マテリアルリサイクル186万トン、ケミカルリサイクル27万トン)と25%であり、残りの637万トンの内の80%を占める513万トンはサーマルリカバリー(発電・熱利用などエネルギーとして有効利用する手段)となっている(プラスチック循環利用協会 2021)。

このようにプラスチックは他の素材と異なり

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