世界を巡る写真家が世界の地域を紹介する新企画 第1弾は韓国釜山
私たちの暮らしやビジネスは、地球という舞台の上で展開されている。その地球がどれほど多様で美しいかを知ることは、地球の持続可能性を考える第一歩ではないか。本連載では、雑誌「環境ビジネス」で撮影を担当する写真家のうちの一人に、写真家として世界を旅する中で出会った風景や文化を紹介してもらい、読者の方には「環境」や「未来」に思いをはせるきっかけとしていただきたい。第1回は韓国・釡山の甘川文化村を紹介する。文・写真は空良野 鈴氏。
韓国・釜山甘川文化村
ソウルに次ぐ韓国の第2の都市・釡山を代表する観光スポットである「甘川文化村(カムチョンムナマウル)」はもともと、1950年に始まった朝鮮戦争の際、甘川村にやって来た避難民たちが、斜面を切り開いて住居を構えてできた集落。
2009年に「村美術プロジェクト」対象地域に選出され、住民や学生、芸術家が村の景観を整備し、釡山を代表する観光スポットとして生まれ変わった。今ではカラフルな建物や壁、街中にはオブジェなどが並ぶアートの村として有名で、「韓国のマチュピチュ」とも呼ばれる。






会計畑と副業カーレーサーからウェディングカメラマンへ。フリーになり分野を広げながら、1から作るウェディングの会社を設立。現在は船旅や登山をしながら、空や風景、猫、花を撮影しつつ、新たな分野を開拓中。