気候変動リスクの定量化と企業価値への影響

『伝わる開示』とは何か ─投資家の視点から見た情報の質

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投資家は気候変動に関する『伝わる開示』を求めている 画像はイメージです(出所:PIXTA)

定量開示が、企業の資本コストや市場評価に良い影響をもたらす──そうした分析結果が現れ始めています。前回ご紹介した通り、定量開示を3年間継続した企業は、そうでない企業に比べてROA(総資産利益率)が平均3.66%高く、資本コスト・負債コストの低下も確認されました。投資家は、企業の気候リスクに関する定量的な説明を「評価に値する情報」として受け取っているのです。

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