九州大学大学院工学研究院主幹教授 馬奈木 俊介
最終更新日: 2025年07月09日
定量開示が、企業の資本コストや市場評価に良い影響をもたらす──そうした分析結果が現れ始めています。前回ご紹介した通り、定量開示を3年間継続した企業は、そうでない企業に比べてROA(総資産利益率)が平均3.66%高く、資本コスト・負債コストの低下も確認されました。投資家は、企業の気候リスクに関する定量的な説明を「評価に値する情報」として受け取っているのです。
※記事単位での購入はポイントが必要です
注目の求人情報
大手スポーツ用品メーカー サステナ推進&非財務情報開示担当
メガバンク:サステナビリティに関連する新規事業開発・投資業務
コンサルBIG4:電力・エネルギー領域コンサルタント