ヒアリ対策は「終わりなき戦い」 日本での対策の現在地(後編)

  • 印刷
  • 共有
前回に引き続き日本におけるヒアリ対策の現状について紹介する。後編のテーマは、研究者によるヒアリ防除技術開発と、ヒアリ対策に見る今後の外来種対策の課題について。(以下、文・五箇公一氏/前回はこちら

研究者によるヒアリ防除技術開発

ヒアリの防除対策は、以下の3つのステージに大別できる。すなわち、(1)船舶等による移送段階での「侵入前防除」、(2)海外から港湾などに運び込まれた段階での「侵入時防除」、および(3)ヒアリが上陸して営巣に成功した段階での「侵入後防除」である。

我々研究者は、それぞれのステージに応じた防除技術の開発を進めている(図)。

続きは有料会員になるか、この記事の購入後にお読みいただけます。

  • 実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
  • 有料会員になると購入不要で全記事読める(登録月無料)
  • 有料会員は「補助金情報検索システム」、「環境ビジネス」電子ブックも利用可能
  • ポイントは記事の感想ボタンでも貯められます(※購入も可能)
無料会員
300pt
有料会員
0pt

※記事単位での購入は
ポイントが必要です

関連記事