「もったいない」という言葉がある日本の環境に対する消費者意識は高いのだろうか?欧米や新興国でも行ったBCGの調査では、注視すべき結果になった。その結果の要因はどこにあるのか。これからの企業の環境対応や商品開発、マーケティングに活かすにはどう読み解くのがよいか。ボストン コンサルティング グループの森原誠氏と伊原彩乃氏に寄稿してもらった。(連載第1回)
日本のサステナビリティ意識の意外な実態
「日本の環境意識は高い」という自負が、私たちにはある。私たちは、自然と共生する文化の中で生まれ、「もったいない」という言葉を世界に伝えてきた。