環境用語集 ZEHビルダー
ZEHビルダーとは、「ZEHロードマップ」の意義に基づき、自社が受注する住宅のうちZEH(Nearly ZEHを含む)が占める割合を2020年までに50%以上とする事業目標を掲げるハウスメーカー、工務店、建築設計事務所、リフォーム業者、建売住宅販売者等のこと。
ZEHビルダーは、自社のZEH(Nearly ZEHを含む)が占める割合を2020年度までに50%以上となるZEH普及目標を自社のホームページや会社概要などで公表して、これの実現に努める必要がある。
平成28年6月9日現在、ZEHビルダーは1302件登録されている。
補助対象
補助対象となりうる事業者(申請者)は、新築住宅の建築主、新築建売住宅※の購入予定者、または既築住宅の所有者に限る
補助対象となる住宅は下記1~5の条件を満たす必要がある。
- 申請者が常時居住する住宅。
- 専用住宅であること。
- 既築住宅の場合は、申請時に申請者自身が所有していること。
- 新築建売住宅の場合は、事業者(申請者)は建売住宅の購入予定者であること。
- 賃貸住宅・集合住宅は対象外。
補助金額
1. 補助対象住宅
交付要件を満たす住宅
一戸あたり定額125万円(地域区分・建物規模によらず全国一律)。
交付要件を満たし、「寒冷地特別外皮強化仕様」の住宅
一戸あたり定額150万円。「寒冷地特別外皮強化仕様」とは、1,2地域において外皮平均熱貫流率(UA値)0.25以下のものを指す。Nearly ZEHとして、設計一次エネルギー消費量が、再生可能エネルギーを加えて、基準一次エネルギー消費量から75%以上削減されている住宅の場合は、定額125万円。
2. 蓄電システム
- 補助対象として採択されるZEHに蓄電システムを導入する場合には、補助金額を以下のとおり加算。
- 蓄電システムの補助額 : 蓄電容量1kWh当たり5万円。
- 蓄電システムの補助額上限 : 補助対象経費の1/3または50万円のいずれか低い金額。
【参考】
環境共創イニシアチブ - 平成28年度 ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業(ZEH)
経済産業省 - ZEHロードマップ
ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)に補助金、最大150万円 蓄電池導入で追加(2016/4/8)