環境用語集 LNG(液化天然ガス)
LNG(液化天然ガス)とは、Liquefied Natural Gasの略で、天然ガスを約マイナス162℃まで冷却して液体にしたもの。大気汚染などの原因となる硫黄酸化物(SOx)が排出されず、窒素酸化物(NOx)や二酸化炭素(CO2)の排出量が少ないクリーンなエネルギーとされる一方で、原油に比べ備蓄・貯蔵が難しく、その確保が課題となっている。
LNGの安定供給に向けては、産出国と消費国が望ましい市場の姿を議論する「LNG産消会議」が2012年から毎年開催されている。2023年には初めて、経済産業省と国際エネルギー機関(IEA)との共催という形で開催された。
【参考】
- 資源エネルギー庁―LNGを安定的に供給するための取り組み