英国の島しょ部で蓄エネの実証実験 コンテナ型蓄電システムを導入

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※画像はイメージです
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三菱重工業は、英国の電力大手SSEと共同で、再生可能エネルギーの比率が高い英国オークニー諸島の電力ネットワークで蓄電システムの実証試験に取り組むと発表した。本実証試験では、リチウムイオン電池を搭載した最大出力2MWのコンテナ型大容量蓄電システムを導入し、同地域の電力安定化の検証を行う。稼働開始は2013年初めの予定。

本蓄電システムは、オークニー諸島のカークウォールにあるSSEグループのScottish Hydro Electric Power Distribution plc(SHEPD)の発電所に設置する。同島では電力を波力、潮力および風力による発電でほぼ賄っており、過不足分は海底ケーブルを介して英国本土とやりとりしている。ケーブルの送電容量超過分を蓄電し、ケーブル容量に余裕のあるときに送電する計画。

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