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田中貴金属、神奈川県平塚市に燃料電池用触媒の専用工場を建設

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田中貴金属、神奈川県平塚市に燃料電池用触媒の専用工場を建設

田中貴金属工業は、湘南工場(神奈川県平塚市)の敷地内に、燃料電池用触媒の専用工場を建設すると発表した。

同社は、約10億円を投資して、湘南工場内に延べ床面積1,000平方メートルの専用工場を新設。燃料電池車自動車や家庭用燃料電池「エネファーム」などのコージェネ分散型電源に使用される「固体高分子形燃料電池(PEFC)」の電極触媒を開発・製造する。

今年3月に竣工、順次機能を移転し、10月に本格稼働する予定。

今回の工場新設により、現在、平塚テクニカルセンター(平塚市)にある燃料電池用触媒の研究開発や製品検査、出荷の機能と、湘南工場にある製造の機能を、専用工場内に移転統合。

これにより燃料電池用触媒の開発と製造の体制をさらに強化し、今後見込まれる触媒の需要増に合わせて工場を増設するためのマザー工場に位置付けることで、生産能力を迅速かつ柔軟に増強できるようにする。

燃料電池は、小型軽量で高出力を発揮でき、水素と酸素の化学反応を利用した地球に優しい、新しいエネルギー技術として利用が期待されている。

同社は、今後も燃料電池触媒の高耐久化と、高性能化による白金使用量の削減を目指し、引き続き研究開発に注力しながら、4月には触媒の開発・製造を事業部化し、さらなるコストダウンを図れるよう工程改善などに努めることで、燃料電池事業の拡充を図っていく。

田中貴金属工業は、燃料電池用触媒で世界トップシェアを誇る田中貴金属グループの事業会社の一つ。長年培ってきた貴金属触媒技術と電気化学技術を結集し、これまでPEFCのカソード(空気極)用に高活性な「白金触媒」を、アノード(燃料極)用に耐一酸化炭素(CO)被毒特性に優れた「白金合金触媒」を開発している。

なお、2月27日から3月1日、東京ビッグサイトで行われている「FC EXPO 2013 ~第9回[国際]水素・燃料電池展~」にPEFC用電極触媒が出展されている。

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