カナダ・オンタリオ州の再エネ買取制度、地元優遇でWTOから是正勧告される

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世界貿易機関(WTO)は、5月6日(ジュネーブ時間)、日本及びEUの申立てに基づきWTOで審理されてきたカナダ・オンタリオ州の再生可能エネルギーの固定価格買取制度における州産品優遇措置「ローカルコンテント要求」に関して、申立国の主張を概ね認め、カナダの措置をWTO協定非整合的であるとし、措置の是正を求める上級委員会の報告書を公表した。

本件は、WTO紛争案件として、再生可能エネルギー分野における自国産品優遇措置がWTO協定違反と判断された初のケースとなる。

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