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楽天がEV用充電設備の取り扱いも開始 家庭向けデマンドレスポンスも展開

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楽天がEV用充電設備の取り扱いも開始 家庭向けデマンドレスポンスも展開

楽天は、太陽光発電システム販売サービス「楽天ソーラー」を通じて、ニチコン製電気自動車(EV)用充放電設備「EVパワーステーション」の販売を7月23日より開始した。同社では、本製品の販売開始を機に、法人向けに加えて、一般家庭向けデマンドレスポンスサービスを展開していく考えだ。なお、EV用充放電設備の販売主体および施工は、日本エコシステムに委託する。

EV用充電設備は、日産「リーフ」を始めとする電気自動車と住宅との間を結び、相互の充放電を可能とするV2H(Vehicle to Home)システムを構築する。これにより家庭の電源からEVへ充電するだけでなく、EV内の大容量バッテリーに電気料金の安い深夜に充電し、昼の時間帯に家庭で利用することで、家庭の電気料金の節約を実現する。また、同時に電力消費のピーク抑制に貢献するため、電力需給のひっ迫時にピーク電力を抑制する取り組みであるデマンドレスポンスの用途に活用することも可能となる。

本製品の本体価格は50.4万円(税込)、基本工事費は6.3万円(税込)。契約電力会社のブレーカーの種類等によって別途費用がかかる場合がある。設置に当たっては、国の補助金(平成24年度補正予算次世代自動車充電インフラ整備促進事業)を活用することもできる。また、EV充電用200Vコンセントのみの販売も可能。

同社が6月28日に開始した新たなエネルギーサービス「楽天エナジー」では、楽天トラベルの参画施設を対象に、法人向けのデマンドレスポンスサービスを東京電力、関西電力、九州電力のそれぞれの管内で実施しており、当該エリアの宿泊施設からの大きな反響を得ているという。一方、家庭向けには主だったデマンドレスポンスサービスが存在しなかった。

「楽天ソーラー」は楽天が2012年7月に提供を開始した、太陽光発電システム販売サービス。中間事業者を通さずにソーラーパネルの販売を、楽天が一貫して行い、販売価格を抑えていることが特徴。また、本サービスでは、太陽光発電システムの販売・取付工事を手がける伊藤忠のグループ会社の日本エコシステムと提携することで、品質を落とすことなく、低価格でサービスを提供できる体制を実現している。2013年2月、楽天は、2013年1月に100%連結子会社であるRSエンパワメントを通じて日本エコシステムに出資しており、同社の企業価値の向上に資する事業開発を共同で実施している。

日本エコシステムは既に29,000棟以上の太陽光発電システムの施工実績がある。今回のEV用充放電設備の販売は、同社の強みが活かされるとともに事業基盤の多様化にも寄与する新事業と捉えている。今後、楽天と日本エコシステムはV2Hシステム構築を足がかりに、将来的な電力小売自由化を見据えたパワーサプライ事業を推進していく。

【参考】
楽天、エネルギー3分野で新サービス展開 「楽天エナジー」(7/1)

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