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パナソニック、太陽光発電と蓄電池の連携で家庭内電力使用を最適化 横浜で実証実験

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パナソニック、太陽光発電と蓄電池の連携で家庭内電力使用を最適化 横浜で実証実験

パナソニックは、7月23日より、横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)の一環として、横浜市内の48戸の戸建て住宅を対象に「家庭用蓄エネ機器によるデマンドサイドマネジメント(DSM)実証」実験を開始した。本実証実験では、電力の供給安定時には、太陽光発電をできるだけ住宅内で有効活用し、消費電力の抑制が求められる場合には、蓄電池も活用しながら、系統負担を軽減する。

具体的には、今回の実証実験では、DSMの中核となる太陽光発電システムと蓄電池を48戸全てに装備し、エアコンなどのエネルギー消費機器をHEMSによってモニタリングし、各参加者のライフスタイルの分析をベースに一戸毎のエネルギーの最適制御を行う。同時に、各家庭の省エネだけに留まらず、48戸全戸の電力量を把握し、それらを一つの大きな蓄電池にみたて、一定エリア内でピークシフトするなどエネルギーの地産地消を目指す。

システムとしては、太陽光発電システムや蓄電池を一体として制御する創蓄連携システムと各家庭のエネルギーの「見える化」、および機器のコントロールなどを行うHEMSユニットを核として、エネルギー消費が大きいエアコンやエコキュートなどをモニタリングすることで、家庭でのエネルギーマネジメントを実現していく。

また、パソコンやタブレットなどの情報表示端末を用いることで、太陽光発電システムの発電量や蓄電池の電気残量、家電などの電気の使用状態の「見える化」を実現し、住居者の節電行動に活用してもらう。

YSCPは、平成22年4月に日本型スマートグリッドの構築や海外展開を実現するための取組みとして、経済産業省の「次世代エネルギー・社会システム実証地域」に選定されたプロジェクト。横浜市と同社をはじめとする民間企業が協働し、再生可能エネルギーの導入、エネルギーマネジメント等の各プロジェクトに取り組んでいる。

同社のプロジェクトは、「家庭用蓄エネ機器を活用したデマンドサイドマネジメント実証」として、経済産業省より運営委託を受けた一般社団法人 新エネルギー導入促進協議会より採択され実施する。

環境意識の高まりに加え、東日本大震災以降は電力供給不安も重なり、国内では一般家庭での節電対策が急務となっている。そのような中、同社は快適とエコの両立を目指し、家に暮らす人たちが意識しなくても、自動的に消費電力削減が実現できるための取り組みを行っている。

【参考】
スマートグリッドをクラウドが支えるためには?(2012/11/8)
横浜でビルのデマンドレスポンス、最大22%節電を達成(2013/3/27)
横浜市、HEMS設置に補助金 太陽光発電併設の場合10万円(2013/4/17)
横浜市、デマンドレスポンスにSAPのソフトウェアを採用 CEMSとも連携(2013/8/8)
横浜市 - 横浜スマートシティプロジェクト(YSCP) 家庭部門 夏季実証開始!

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