パナソニック、両面発電型の太陽電池モジュール受注開始 変換効率16%

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※画像はイメージです
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パナソニック株式会社 エコソリューションズ社は、両面発電モジュールにおいて業界最高水準の変換効率16%を実現した両面発電型太陽電池モジュール「新・HITダブル」を公共・産業用として、10月1日より受注を開始する。同製品は、表裏対象構造のHIT太陽電池セルを表面ガラスと裏面ガラスのサンドイッチ構造のモジュールにすることにより、両面からの発電が可能。そのため、設置する方位や角度による発電量への影響が少なく、垂直に設置した場合、標準のHIT太陽電池モジュールの同条件の設置に比べて約30%の発電量増加が見込める。価格は1枚19万8,000円。年間販売目標は5,000枚。

国内における公共・産業用途の太陽光発電システム市場は、再生可能エネルギー固定価格買取制度の施行により市場が拡大しており、さまざまな場所に幅広く対応できる設置方法が求められている。このような中、同社は、昨年より国内で本格展開している両面発電型太陽電池モジュールの表面公称最大出力を15Wアップさせ、225Wを達成した「新・HITダブル」を開発。今年6月に受注を開始した「HIT240α/245α」「HITハーフタイプ120α」と同様、出力保証期間を従来の10年から20年に延長する。

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