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東京都の太陽光発電「屋根貸し」マッチング開始、契約書サンプルも公開予定

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東京都の太陽光発電「屋根貸し」マッチング開始、契約書サンプルも公開予定

東京都は、太陽光発電の「屋根貸し」を推進するため、昨年度、試行的に行った屋根の借り手と貸し手を結びつけるマッチング事業を踏まえ、今年度は屋根の賃貸借契約書モデルの作成・公開など、マッチングの実効性を高める新たな取組みを展開していくと発表した。

固定価格買取制度の開始により、建物所有者が発電事業者に屋根を貸して太陽光発電の設置につなげる「屋根貸し」という太陽光発電の設置手法への関心が高まっている。

「屋根貸し」では、建物所有者と発電事業者の間で屋根の賃貸借契約を結ぶ必要があるが、新しいビジネスモデルであり、契約方法はまだ一般的でない。昨年度の都の「屋根貸し」マッチング事業では、建物所有者や発電事業者から契約書モデルの要望が多数寄せられた。

そこで、都では、発電事業者が「屋根貸し」事業に参入するに当たってのハードルを下げるとともに、建物所有者が屋根を貸す際の不安を取り除くため、契約締結に当たって、発電事業者と建物所有者との間で検討・調整すべき条項を盛り込んだ賃貸借契約書モデルを作成・公開する。公表日程は決まり次第、「TOKYO太陽エネルギーポータルサイト」(http://www.tokyosolar.jp/)で公開する。

契約書モデルに盛り込むことを想定している条項の主な例として、「賃料の計算方法」「停電時における非常用電源としての活用」「建物の所有権変更に伴う措置」「契約期間後の太陽光発電システムの取り扱い」をあげる。

また、信頼関係構築に資する、新たな「屋根貸し」セミナーを開催する。具体的には、区市町村と連携した「地域の『屋根貸し』セミナー」や屋根関係事業者等の「『屋根貸し』新規参入セミナー」を開催していく。地域「屋根貸し」セミナーでは、契約締結後もすぐに顔を合わせることができる一定地域内でのマッチングを図る。「屋根貸し」新規参入セミナーでは、屋根防水工事の事業者など既に建物所有者と取引のある事業者の参入によるマッチングを図る。セミナー日程は決まり次第ホームページhttp://www.tokyosolar.jp/で公開する。

今年度の発電事業者と建物所有者の募集・登録期間は、平成25年9月25日(水)~平成26年2月28日(金)(必着)。

都の昨年度の試行的取組み(マッチング事業)では、発電事業者35者、建物所有者61者が登録。「屋根貸し」セミナーを2回開催し、いずれも定員(200名)を超える参加を得るなど、高い関心が寄せられた。

一方、マッチングにおいては、1.賃料について、発電事業者及び建物所有者の間で折り合いがつきにくい、2.「屋根貸し」という新たな方式に関する契約方法が確立していない、3.長期間(20年程度)安定的に貸付がなされることの担保が不十分、といった課題が見出された。今年度は、これらの課題の解決に資する新たな取組みを展開しながら事業を進めていく。

【参考】
東京都 - 太陽光発電「屋根貸し」マッチング事業の新たな取組

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