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パナソニック、スマートグリッド対応の住宅用分電盤を開発 2014年度に発売

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パナソニックは、家庭で使用するエネルギーの「見える化」などの機能に対応する新しい住宅用分電盤「スマートコスモ™」を新開発し、2014年度での製品化を目指すと発表した。

同社が、分電盤の新商材を投入するのは14年ぶり。新製品は、スマートグリッド社会の実現に向けて、住宅用エネルギーマネージメントシステム(HEMS)の市場普及を図るため、家庭での配電と情報の中枢となり、将来に備えたさまざまな機能を搭載可能な住宅分電盤として開発、製品化する。価格は従来の半値を想定している。

今後、電力小売の自由化、スマートメーターの導入など、家庭における電力をとりまく環境が大きく変化することが予想される。同社は、今後の社会の環境変化に対応をする、住まいにおける「あたりまえ」の設備として「スマートコスモ」を提案していく。

「スマートコスモ」は、電気・ガス・水道と家庭で使用するエネルギーを「見える化」するとともに、計測した電力の使用状況などのデータを活用することで、利用者の生活支援や節電誘導喚起などの新たなサービスを創出していく。

また、「スマートコスモ」は、将来のスマートグリッド社会におけるさまざまな環境変化やサービスへの対応を想定した設計とする。具体的には、新築時の太陽光発電システム、家庭用燃料電池や同社製住宅用「創蓄連携システム」の導入対応に加えて、数年後にこれらの設備を増設する場合でも、必要な計測機器などを分電盤内に容易に設置でき、省施工と省スペースを実現する。

将来的には、スマートメーター(次世代電力計)と連携することで、今後、電力会社などが導入を検討しているデマンドレスポンスやピークシフト、ピークカットなどにも対応できるため、「電力需給の安定化」や「大規模停電の防止」への貢献が可能となる。

東日本大震災以降、今も続く電力の需給問題により、消費者の節電やエネルギーに関する意識は大きく変化している。また、政府も2016年には電力小売の自由化、さらに2020年代前半にはスマートメーターを全家庭に設置することを計画しており、今後、電力料金体系やサービスの多様化などが予測される。

スマートグリッド(次世代送電網)とは、電力の流れを供給側・需要側の両方から制御し、最適化できる送電網のこという。スマートグリッド社会において、通信機能を持つスマートメーターや家庭内の電気設備・家電をつなげて家庭におけるエネルギー管理を支援するHEMSは重要な構成要素となる。

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