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2020年にはエコカーのシェア約16%、燃料電池車も15万台規模か

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2020年にはエコカーのシェア約16%、燃料電池車も15万台規模か

野村総研は世界4極(日本、米国、欧州、中国)における、エコカー3種の、2020年までの販売市場予測を発表した。本調査で述べられているエコカーは、ハイブリッド車(HEV)プラグインハイブリッド車(PHEV)電気自動車(EV)の三種。

本調査は、各国政府による規制、消費者の価値観の変化、自動車メーカー各社の戦略・計画を基に、同社が独自に推計した。主な結果は、以下の通り。

2020年、エコカー(HEV、PHEV、EV)市場はシェア16%まで拡大

世界4極の乗用車販売台数は、2012年の4,640万台に比べ、2020年には約6,500万台(約41%増)に達する見込みで、このうち、エコカー3種の販売台数は、147万台(シェア約3%)から、7倍以上の約1,100万台(シェア約16%)に拡大すると予測される(図1参照)。

乗用車全体の販売台数の増加要因は、中国の経済成長による乗用車の大衆化によるもので、また、エコカーのシェア拡大の要因としては、各国における燃費規制の強化や、電池コストの低減による販売価格の低下が挙げられる。

さらに2020年のエコカー市場では、
PHEVのシェアが約20%近くまで拡大、EVは5%弱で停滞

エコカー3種それぞれの販売台数シェアについて、HEVは2012年時点の93%から、2020年には80%未満に低下し、かわりに電池価格の低下などの影響を受けて、PHEVが18%程度と約二割のシェアを占めることが予測される。

一方、EVについては、航続距離の制約などにより販売台数が伸び悩み、2020年になっても、シェアは約5%弱にとどまると予測される(図2参照)。

世界4極における、エコカー3種の販売シェアの変化

また、これと並行して、2015年に販売開始が予定されている燃料電池車(FCEV)に関しても、自動車メーカー各社の戦略・計画などを基にした販売市場予測を行った。

上記エコカーの予測とは別に、同社は、2015年からのFCEVの販売開始後、2020年には世界4極で15万台以上に達すると推計しており、FCEVの市場拡大は、低燃費・無排ガス・代替燃料車としての価値を持つEVにとって、特に脅威となり得るとの見解を示している。

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