環境ビジネス編集部
最終更新日: 2014年02月13日
福岡県北九州市は、同市若松区響灘地区で、二酸化炭素などを一切排出しない「ゼロエミッション交通システム」事業を推進すると発表した。これは、太陽光発電で作った電力を大型蓄電池に蓄え、その電力を電気バスへ充電し、同市交通局管内で運行するもの。
電気バスの運行路線は、エコタウンセンター~JR戸畑駅、若松区役所~JR小倉駅新幹線口の2路線を候補としている。導入予定の電気バスは、東レ製のカーボンファイバー(炭素繊維)ボディーによる軽量化と、三菱重工製の高性能リチウムイオン電池の搭載により、充電1回当たりの最大走行距離80kmとなっている。