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鹿児島県・薩摩川内市に新しい大型電気バス導入 フル充電で約80km走行

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鹿児島県・薩摩川内市に新しい大型電気バス導入 フル充電で約80km走行

三菱重工業は、鹿児島県薩摩川内市に市内運行用の電気バスを納入する。ノンステップ(低床)の大型路線バス(乗車定員72人)で、1回充電時の最大走行距離は80km(参考値)。

同社製高性能リチウムイオン蓄電池「MLiX」を搭載し、連続走行可能距離を飛躍的に向上させた。4月からの運行が予定されている。また、同市では、この電気バスを災害時などでの緊急用の電力供給源としての活用も予定している。

この電気バスは、薩摩川内市が策定した次世代エネルギービジョンと行動計画に基づき、次世代エネルギーを活用した取り組みの一環として導入される。川内駅と川内港ターミナル(高速船)を結ぶシャトルバスとして用いられ、地域の観光や交流の活性化、交通のグリーン化に大きな役割を果たすことが期待されている。

電気バスに搭載するリチウムイオン蓄電池MLiXの仕様は、DC 621.6V/150Ah/93.24kWh。なお、実際の走行距離は車内空調などの利用状況や道路・交通事情で大きく変動する可能性がある。

MLiXは、軽量・コンパクトで、高い信頼性と長寿命を実現しており、同社が開発・販売するコンテナ型電力貯蔵システムやハイブリッドフォークリフトなどに搭載され、すでに多くの実績を重ねている。

電気バスの外観や内装は、高速船が就航する甑島(にしきじま)を囲む美しい海をイメージした白と青を基調に、「甑」の文字をトレードマークに配置したデザインとなる予定。工業デザインで有名なドーンデザイン研究所がデザインを担当する。

同社の薩摩川内市向け電気バスは、北九州市が計画するゼロエミッション交通システム向けの電気バスに続く納入となる。同社では、これまで国内外で電気バスと、それを活用した省エネ・低炭素の街づくりに貢献する様々な実証試験を実施してきた蓄積が奏功したものと説明している。

なお、同社では26日より3日間、東京ビッグサイトで開催されている「国際スマートグリッドEXPO」において、模型展示を用いた電気バスや、同社が目指すスマートコミュニティの世界について紹介している。

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