ゼファー、防災拠点となる病院に蓄電池×小型風力発電を初導入

ゼファー(東京都港区)は、25日、メディカルコート八戸西病院(青森県八戸市)の敷地内駐車場に、5kW風力発電機Zephyr9000(ゼファー9000)4基を導入したと発表した。この風力発電システムには、リチウムイオン電池(16kWh)を備えており、災害時等の非常用電源として活用される。
今回導入したシステムには、同等クラスでは国内で初めてリチウムイオン電池蓄電システム(エナックス製)を採用した。リチウムイオン電池は、鉛電池と比べ期待寿命が長く、長期に渡りメンテナンスコストを低減することができる。しかし、風速により出力が変わる風力発電機は、一般的にリチウムイオン電池への直接の充電が難しく、これまで採用が進んでいなかった。今回エナックス社独自の充放電制御機能により、安全性、信頼性の高い蓄電型風力発電システムが完成し、導入に至った。
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