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兵庫県佐用町の木製架台メガソーラー完成 伝統建築技術で防腐剤なし20年狙う

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兵庫県佐用町の木製架台メガソーラー完成 伝統建築技術で防腐剤なし20年狙う

兵庫県佐用郡佐用町とIDEC(大阪府)は、木製架台を採用したメガソーラー、「佐用・IDEC申山太陽光発電所」を同町に建設・完成させた。

同発電所の太陽光発電システムの木製架台は、日本の木造建築の屋根に使われる伝統的技術を採用し、架台部分に水が当たらない構造になっている。このため、同木製架台は固定価格買取制度の期間である20年間に十分な耐久性を持つと予測され、木製部分に防腐処理を施していない。これにより、発電所解体後も廃材として再利用することができる。こういったコンセプトの太陽光発電所は国内初だ。

使用した木材は、兵庫県産のヒノキ12,000本(3m:2,000本、4m:10,000本)と、岡山県産のヒノキ2,000本(4m:2,000本)の計1万4,000本。同町は平成21年8月の豪雨により大水害を経験しており、台風や雪害を防止するため、山林の健全な育成を推進し、県産・国内産木材を活用するねらいがある。

同発電所の敷地面積は10万平米。発電出力は5MW、年間発電量は533万kWh。年間売電収入は2億2,200万円を見込む。パネル枚数は2万160枚。発電開始は関西電力との連系開始日である11月10日の予定。

総事業費は15億400万円。うち、1億1,870万円は造成費用・送電線敷設費用など。県産材の木製架台を採用したことで、兵庫県が実施する「森林林業緊急整備事業補助金」により4,220万円を受けられる予定だ。なお、佐用町とIDECは2013年3月にLLP「佐用・IDEC メガソーラー有限責任事業組合」を設立し、同メガソーラーの建設を進めてきた。

【参考】
環境ビジネスニュース - 国内初 兵庫県佐用町に木造架台のメガソーラー(2012/12/27)

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