100万台以上の蓄電池を制御・需給調整できるソフトウェア NECが新開発

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※画像はイメージです
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NECは、住宅やビル等に分散して設置された100万台以上におよぶ、多数の蓄電池電気自動車(EV)の蓄電池を制御し、既存の電力系統と同等レベルのリアルタイム需給調整を実現する技術を開発したと発表した。

今回開発したのは、NEC独自の階層協調制御システム(クラウド側の制御と蓄電池側の制御の2階層で構成される制御システム)上で動作する「仮想統合制御ソフトウェア」。本ソフトウェアは、クラウド側から蓄電池の状態を集中管理し、多数の蓄電池をクラウドから充放電制御し、需要側の電力制御(デマンドレスポンス:DR)を行う。これにより、発電所が最短秒以下の単位で電力需給調整を行う「ガバナフリー制御」や「負荷周波数制御」といった、既存の電力系統と同等のリアルタイムな電力需給調整機能を実現する。

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