カナダ・オンタリオ州は、より高度なスマートグリッド(次世代送電網)を構築するため、スマートグリッド基金(Smart Grid Fund)を通じて、さらに17件の新規エネルギー・プロジェクトを支援すると発表した。同政府はこれらのプロジェクトに約2,400万カナダドル(約25億800万円)の資金を提供し、350人以上の雇用の創出を見込んでいる。
今回の投資は、新規エネルギー技術開発における、エネルギー貯蔵システム、電気自動車の統合、「ビハインド・ザ・メーター(Behind the Meter)」、マイクログリッド(小規模発電網)、グリッド・オートメーション、データ分析といったシステム性能の向上の支援が目的。
ビハインド・ザ・メーターとは、同名の端末を使用して電力使用状況の予測や電気代の上下変動に基づいて充電と放電を調整すること。
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