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水素ステーション併設型ガソリンスタンド、火災対策基準(案)が公表

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水素ステーション併設型ガソリンスタンド、火災対策基準(案)が公表

消防庁は、水素ステーション整備の際の消防法令上の安全対策として、ガソリンスタンドと水素ステーションの併設に関して火災対策基準を取り決めた。さらに危険物の規制に関する規則の一部を改正するため、一般から広く意見を募集する。意見募集の期間は、2015年5月15日まで。

現状では、燃料電池車に水素を充塡するための水素ステーションの技術基準は、「危険物の規制に関する政令第17条第3項第5号」および「危険物の規制に関する規則第27条の5」により定められている。

2014年に経済産業省において、水素ステーションの技術上の基準として、「一般高圧ガス保安規則」が改正され、2015年2月に施行された。これを踏まえ、液化水素の貯槽を設置する水素ステーション併設型ガソリンスタンドにつき、技術上の基準を設けるために、今回、危険物の規制に関する規則の一部を改正する省令(案)が出された。同省が行った液化水素の貯槽を設置するガソリンスタンドに係る安全性の検証結果に基づき、水素ステーション併設型ガソリンスタンドの技術上の基準を整備する。

なお、上記のガソリンスタンドに係る安全性の検証では、水素ステーションをガソリンスタンドに併設する場合の火災危険性と、その安全対策のあり方に関して検討された。その結果、相互火災などの防災対策として、液化水素貯槽および送ガス蒸発器と給油関連設備1.8メートル以内に30分間の耐火性能のある障壁を設置すべきであるとされた。(ガソリン吐出量1分当たり50リットルの実験の場合)

また、給油機からの出火による火炎・輻射熱によって、障壁より高い液化水素貯槽内の水素の圧力が上がらないようにするため、給油機から液化水素貯槽まで約4メートルの距離を設けるべきであるとの意見が出された。

消防庁は、近年増加するであろう水素ステーションに関して、消防法令上の技術基準の制定を急いている。

【参考】
総務省 - 危険物の規制に関する規則の一部を改正する省令(案)に対する意見募集 (PDF)

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