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NEPCの中・小水力発電への補助金 交付先6件が発表

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新エネルギー導入促進協議会(東京都豊島区、NEPC)では6月17日、初期発電原価を引き下げることで水力発電開発を促進するために実施した「中小水力発電開発事業」について、補助金の交付先を決定したと発表した。

今回交付された事業は全部で6つ。地方自治体から民間まで幅広く交付される。今回交付された事業のほとんどはダム式発電所の建設事業だが、発電所の最大出力は1,100kWから16,800kWと大小様々な発電所に交付されている。

交付先事業一覧

成瀬発電所建設事業

  1. 事業者:秋田県
  2. 実施場所:秋田県雄勝郡東成瀬村
  3. 事業内容:成瀬ダム建設事業の一環として、成瀬ダム右岸から毎秒4.8立米の取水を行うダム式発電所建設事業。最大出力は3,900kW。

平瀬発電所建設事業

  1. 事業者:山口県企業局(山口県山口市)
  2. 事業場所:山口県岩国市錦町広瀬字長尾地内
  3. 事業内容:山口県が実施する錦川総合開発事業の一環として、平瀬ダムから毎秒4.0立米の取水を行うダム式発電所建設事業。最大出力は1,100kW。

新甲佐発電所建設事業

  1. 事業者:九州電力(福岡県福岡市)
  2. 事業場所:熊本県上益城郡甲佐町
  3. 事業内容:甲佐発電所の再開発により、毎秒35.0立米の取水を行う水路式発電所建設事業。最大出力は7,200kW。

新桂沢発電所建設事業

  1. 事業者:電源開発(東京都中央区)
  2. 事業場所:北海道三笠市西桂沢
  3. 事業内容:幾春別川総合開発事業の一環として、新桂沢ダム左岸から毎秒23.5立米の取水を行うダム水路式発電所建設事業。最大出力は16,800kW。

津軽発電所建設事業

  1. 事業者:東北電力(宮城県仙台市)
  2. 事業場所:青森県中津軽郡西目屋村
  3. 事業内容:津軽ダム建設事業の一環として、津軽ダム右岸から毎秒15.0立米の取水を行うダム式発電所建設事業。最大出力は8,500kW。

サンル発電所建設事業

  1. 事業者:ほくでんエコエナジー(北海道札幌市)
  2. 事業場所:北海道上川郡
  3. 事業内容:天塩川総合開発事業の一環として、サンルダム右岸から毎秒5.9立米の取水を行うダム式発電所建設事業。最大出力は1,100kW。

新技術の導入で技術の実証&効率の上昇を

水力は純国産のエネルギーで環境負荷が小さい一方、中小水力発電は開発地点が小規模化・奥地化するほど建設単価が増すといった課題もある。この事業では、そのような課題を持つ水力発電施設について、新水力発電の設置や、既存水力発電への新技術導入の2つの事業についての補助金を交付している。

補助率は、前者の場合は10~20%、後者の場合は最大で50%。また、近年、台風などによって水力発電施設の損壊が生じているが、その復旧と並行して新技術を導入する場合も、本補助金交付の対象としている。

【参考】
新エネルギー導入促進協議会 - 中小水力・地熱発電開発費等補助金(中小水力発電開発事業)に係る交付先決定

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