環境ビジネス編集部
最終更新日: 2016年08月04日
芝浦工業大学は3日、レアメタルを使わず常温環境下で合成でき、白金触媒の性能に迫る炭素複合材料を新開発したと発表した。今後、次世代燃料電池の正電極触媒として使用することで、エネファームのような家庭用燃料電池や電気自動車車の低コスト化が進み、低炭素社会への一助となることが期待される。
今回、同大材料工学科の石崎貴裕准教授は、溶液中でプラズマを発生させる「ソリューションプラズマ処理」を用いて、2つのカーボン素材「窒素含有カーボン(NCNP)」と「カーボンナノファイバー(CNF)」を複合化させ、両者の利点を併せ持つ炭素複合材料「NCNP-CNFコンポジット材料」の創製に成功した(特許出願中)。
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