岩手県北上市、公共施設でのマイクログリッド構築事業に採択 2次公募も開始

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環境省は、公共施設等に再エネを活用し地域に自立的に電力を供給・消費できるシステム(マイクログリッド)等を導入し、地域全体でCO2削減対策を行う事業に対する補助金について、執行団体が一次公募を実施し、岩手県北上市を採択したと発表した。また18日より本事業の二次公募を開始した。公募期間は9月1日(木)17時まで。

電力や熱を融通できる「マイクログリッド」

この事業の名称は「平成28年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(公共施設等先進的CO2排出削減対策モデル事業)」。公共施設等複数の施設が存在する地区内において再エネ等を活用し、電気や熱を融通する「マイクログリッド」を構築する。さらにこれらの「マイクログリッド」を自己託送などで接続して電気を融通し合い、固定価格買取制度(FIT)による売電に頼らず自己完結型で再エネ等を効率的に利用することを目的としている。同時に、個々の施設の効率の低い設備を高効率化し、エネルギー消費量を削減することで、対策コストを削減しながらCO2排出削減を行う。

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