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ワタミ、VPPの実証事業を開始 まずは自社営業所の蓄電池で遠隔制御

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ワタミ、VPPの実証事業を開始 まずは自社営業所の蓄電池で遠隔制御

電気の供給先に蓄電池を設置

ワタミファーム&エナジー(東京都大田区)は、6日、パワーシェアリング(千葉県旭市)と共同で、電力の受給調整を行う実証を、8月より開始したと発表した。

このバーチャルパワープラント実証事業(VPP実証事業)は、ワタミファーム&エナジーが小売電気事業者として電気を供給する「ワタミの宅食」の営業所に蓄電池を設置し、需給調整の実験をおこなうもの。複数の小規模な分散電源や電力の需要抑制を統合することで、あたかも1つの発電所のように制御を行うことのできるVPP(仮想発電所)により、再生可能エネルギーの安定供給を目指す。

同事業の概要は下記のとおり。

「ワタミの宅食」の営業所に、パワーシェアリング社が蓄電池を設置。インターネットを利用した遠隔制御により、夜間に蓄えた電気を昼間に放電する。複数の蓄電池の蓄電・放電を遠隔制御することで、1つの発電所のような役割を果たす。

再生可能エネルギーの発電量が過多の時間帯は蓄電。他の時間帯に使用することで再生可能エネルギーの効率的な消費に繋がる

再生可能エネルギーの発電量が過多の時間帯は蓄電。他の時間帯に使用することで再生可能エネルギーの効率的な消費に繋がる。

再生可能エネルギーの発電量が過多になる時間帯は蓄電し、他の時間帯に使用することで、再生可能エネルギーの効率的な消費を促す。また、電気料金の低い夜間などに電気を購入し、電気料金の高い時間帯に蓄電分を使用するピークシフトにより電気料金の低減を狙う。

同社は同事業を通し、蓄電池の需給管理のノウハウを蓄積し、再生可能エネルギーの効率的な供給と消費、電気料金の低減を実証するとともに、既存の送配電システムでも欧米のように、再生可能エネルギーの比率を高められると見込む。同社は今後、電気の供給先となる拠点に蓄電池の設置を拡大させていく計画だ。

ワタミファーム&エナジーは、ワタミ(東京都大田区)の100%子会社。同社は外食店舗での「使用電力の見える化」による省エネや、風力太陽光発電などの再生可能エネルギーの開発に取り組み、2014年に電力小売事業に、2016年4月からは家庭向け電力小売事業に参入した。

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