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中小規模の太陽光発電でも「出力変動制御」ができる蓄電池システム発売

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中小規模の太陽光発電でも「出力変動制御」ができる蓄電池システム発売

YAMABISHI(東京都太田区)は27日、公共産業向けリチウムイオン蓄電システムYWRシリーズの新たな機能として、電力系統の出力変動を抑制する制御技術を開発したと発表した。

太陽光発電風力発電などの再生可能エネルギーは、自然条件によって出力変動が大きくなり、電力系統の品質に影響を与えることが普及の妨げになると懸念されている。とくに離島などでは、より系統への影響が大きくなるという課題があり、この技術はその解決のために開発されたもの。

同社の蓄電システムの特長は下記の通り。

短周期・長周期変動対策

「短周期変動対策」としては、再生可能エネルギーの急峻な発電量変化を蓄電池に吸収し、決められた変動量で系統に放電することで系統への負担を軽減する。「長周期変動対策」では、日中の発電電力をすべて蓄電池に貯蔵し、夜間に放電。日中は軽負荷時の余剰電力が発生しないため、系統に負担をかけない。

短周期・長周期変動対策

小規模からメガソーラークラスまで対応

小規模からメガソーラークラスまで対応

出力変動対策はすでにメガソーラーなどの大規模なシステムでは導入されているが、離島などの小規模施設にそのまま適用するにはコストが高かった。同社は出力変動対策を蓄電システムの標準機能として取り込むことにより、小規模な蓄電システムでも追加コスト無しで対応できる。また、出力変動対策を行いつつ、非常時の電源として活用することもできる。

シミュレーションによる最適なシステムの提案

出力変動対策用の蓄電池は充放電により劣化するため、長期運用における影響を事前に把握する必要がある。同社では過去の日射量データを用いて充放電シミュレーションを行い、国内外の蓄電池メーカーと連携した寿命予測に基づき、コストバランスに優れた最適なシステムを提案する。

シミュレーションによる最適なシステムの提案

出力変動対策に最適なDCリンク方式を採用

出力変動対策では発電電力を一旦蓄電してから放電する必要があり、同システムは太陽光発電を直流のまま蓄電する「DCリンク方式」を採用している。これは太陽光発電用パワコンで交流に変換する「ACリンク方式」と比較し、発電から放電まで最大10%のエネルギー効率改善が見込める(同社調べ。公表されている公共産業向け蓄電システムとの比較)。

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