環境ビジネス編集部
最終更新日: 2019年10月17日
スマートソーラー(東京都中央区)は10月11日、台風15号により一帯がすべて停電した千葉県鋸南町の鋸南小学校で、同社が設置した自家消費型蓄電池付太陽光発電システムが停電時の非常電源として活躍したと報告した。被災した学校施設を片付ける際の掃除機の電源や、携帯電話の充電などに活用されたという。
このシステムは、太陽電池モジュール(合計30kW)で発電した電力を、直流(DC)のまま蓄電するDCリンク方式により、蓄電池(合計32kWh)に充電する。その直流電力は、パワコン(合計31kW)により交流電力に変換し、学校内の特定負荷に電力を供給している。