エナリス、VPPプラットフォームサービス提供開始 5年間の実証を終了

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エナリス(東京都千代田区)は4月12日、KDDI(同)と共同で2016年度から実施してきた、経済産業省「バーチャルパワープラント(VPP)構築実証事業」の最終年度(2020年度)の実証を終了したと発表した。5年間の実証の成果をもとに4月からVPPプラットフォームサービスの提供を開始。また、4月に開設された需給調整市場に需要側リソースを束ねるアグリゲーターとして市場入札することも予定している。

2020年度は17社からなるコンソーシアムを組成して実証事業を実施した。需給調整市場を見据えた三次調整力制御の成功率向上および市場価格に連動したディマンドリスポンス(DR)の経済効果検証では、産業用蓄電システムや自家発電機を用いた三次調整力(2)制御において成功率100%を達成。需給調整市場で求められる要件を満たすことを確認したという。

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