大阪ガス、欧州の需給調整市場に参画 EV制御で需給調整を行う蘭企業に出資

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事業スキーム(出所:大阪ガス)
事業スキーム(出所:大阪ガス)

大阪ガス(大阪府大阪市)は11月10日、同社の100%子会社である英国のOsaka Gas UK(OGUK)を通じ、欧州で需給調整事業を行うジェドリックス社(オランダ)と資本提携契約を11月3日に締結し、世界で最も制度設計が進んでいるといわれる欧州の需給調整市場に参画すると表明した。

ジェドリックス社は欧州で事業を行うアグリゲーターであり、自社開発システムにより電気自動車(EV)のバッテリーを遠隔制御することで需給調整を行う。2016年に設立されたスタートアップで、オランダやフランスなど7か国(英国、オランダ、スイス、ドイツ、ノルウェー、フランス、ベルギー)を事業エリアとし、順調に事業を拡大しているという。

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