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十分な気候変動抑制の実現

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エミッション・ギャップとは?

一言でいうなら「十分な気候変動抑制を実現するために達成しなくてはならない世界全体の温室効果ガス排出総量の上限値」と、「現実の総排出量」との差を指す。概念としてはシンプルだが、実際には2つの意味で難しい。

第1に、「十分な気候変動抑制」の決め方が難しい。気候変動を放置しておくと、世界各地で異常気象等による損失を招く。損失の多くは、種の絶滅や氷雪の融解など、起こった後で元に戻そうとしても二度と戻せない事象だ。しかし、すでに地球は1℃近く温暖化してしまっており、影響ゼロというわけにはいかない。

(※全文:4,015文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

亀山 康子
亀山 康子(かめやま・やすこ)
国立環境研究所 社会環境システム研究センター 持続可能社会システム研究室 室長
1990年東京大学教養学部国際関係論分科卒業。1992年環境庁国立環境研究所(当時)入所。2011年より現職。専門は地球環境問題に関する国際関係論。主な著書は、『新・地球環境政策』昭和堂(2010年)、『気候変動と国際協調』慈学社(2011年、高村ゆかり氏と共編)等。
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