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『幅広くて深い』情報がビジネスに不可欠です(2ページ目)

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業界で輝く女性に注目も

会社経営者や20-30代の営業職の男性に多く読まれている環境ビジネス。女性読者の獲得が今後の課題だ。

自身もワーキングマザーである加藤氏は、「働く女性は仕事に加えて、家庭での実生活で役立つ情報にも関心があります。例えば、自宅に太陽光パネルを設置するなら、蓄電池やEVの導入はどうだろう......と気になっています。そのような視点の記事があれば、つい読んでしまうかも」と提案する。

先日、女性限定のキャリアセミナーに参加したという金澤氏は、「会場いっぱいに参加者がいて驚きました。20代の女性がライフステージを考える道しるべになるような企画だと参加したくなりますね。案内を女性限定配信にしたり、先着100名にプレゼントがあったり、コーヒーが飲めたり......、女性はお得感のある情報に弱いので」と期待する。

趙氏は「この業界で働く女性は増えているので、活躍している方を紹介する記事は注目を集めるかもしれません。セミナーの講師としてふさわしい方も増えていますから、記事との相乗効果が期待できるかもしれませんね。会社のイメージアップにもなるし、まずは提案者である弊社から!なんて」とメンバーの笑いを誘った。

深堀りした情報こそ価値がある

環境ビジネス最新号
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新たなテーマやトレンドが日々目まぐるしく登場するこの分野。幅広く基礎知識を身につけておくことは必要だ。しかし、加藤氏は環境ビジネスが主催する専門セミナーに参加した際、それだけでなく『深堀りされた情報こそ、業界に密着した「環境ビジネス」の価値』と感じたという。

「非常に専門的なテーマでしたが、遠方から泊まりがけで参加されている方など専門家が大勢いらっしゃり、とても有益な情報交換の場でした。今後も思い切り深くて具体的な情報を提供してほしいです」(加藤氏)

また、業界の将来を見据えた記事も期待されている。小規模な再エネ発電や蓄電池、燃料電池等の設備と電力の需要を管理するネットワーク・システムをまとめて制御するVPPのように、それぞれ単体だったものがつながって、変化していく。今後、業界全体がどう動いていくか、流れや予測を知りたいというニーズも強い。

「我々環境エネルギー企業は、エネルギーを使う需要家があってこそのビジネス。事業者の視点はもちろんですが、需要家の視点で将来のニーズがどうなっていくのかという記事も読みたいですね」(趙氏)

より高い専門性と長期的な展望を持った記事や企画など、これからもビジネスの最前線で活躍する読者の皆さんから寄せられる熱い期待に応えていく。

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