特別インタビュー

いよいよ黎明期を迎えるか 上場インフラファンド市場

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安定・高利回りの投資先として、注目を集める上場インフラファンド市場。2019年は昨年に続き、IPO(新規上場)、PO(公募・増資)が行われる見通しで、市場の拡大が見込まれる。機関投資家からの投資も期待でき、「上場インフラファンド元年」として期待が集まる。

保有物件数が前年比1.5倍、時価総額も550億円へ

異次元金融緩和で資金の運用難が続くなかで、安定・高利回りの投資先として、上場インフラファンドが投資家の間で注目を集めている。インフラファンド市場は、東京証券取引所が2015年4月に開設した、まだ、新しい市場だ。2016年6月に第1号が上場し、現在は太陽光発電所に投資する5銘柄(2019年2月4日時点)が上場している。昨年はIPO(新規公開)が1銘柄、PO(公募増資)が3銘柄で4回実施され、上場インフラファンドが保有する物件数は合計で前年比1.5倍となる88物件となった。取得価格の合計も約1.5倍の1100億円を超え、時価総額も合計で約550億円に達した。

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