FIT価格の低下に揺れた2018年。年が明けた2019年もFITは引き続き、引き下げが予想されている。
厳しさを増す事業環境を憂慮する声も多いなか、太陽光・風力・バイオマスと多彩な発電事業を行うのがジャパン・リニューアブル・エナジーだ。
2019年の再エネ市場をどう読むのか、同社執行役員 経営統括本部長である芳野行気氏に伺った。
参入障壁の高い風力発電に注力
ジャパン・リニューアブル・エナジー(株)は東日本大震災と福島原発事故後の2012年に、ゴールドマンサックス証券が中心となって再生可能エネルギーの発電事業に特化する会社として設立され、その後、シンガポール投資公社の出資も受けた。
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