前回(第3回)の連載では、ESG投資は「良いESG経営企業」への選別投資によって、経済的リターンと社会的リターンの両立を図っていくことが重要だと論じた。そのためには、ESG投資家は、信頼性あるESGインデックスの活用、または自らESG評価ができる能力開発のいずれかを採用し、さらに正しいエンゲージメントと議決権行使によって企業のESG経営を進化させていくよう努力すべきであろう。そこで問題となるのは、企業からの「ESG情報の開示」である。

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