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21世紀におけるESG経営とは

ESG経営の進化に向けて―投資家との建設的な対話に繋がる非財務情報開示

前回(第3回)の連載では、ESG投資は「良いESG経営企業」への選別投資によって、経済的リターンと社会的リターンの両立を図っていくことが重要だと論じた。そのためには、ESG投資家は、信頼性あるESGインデックスの活用、または自らESG評価ができる能力開発のいずれかを採用し、さらに正しいエンゲージメントと議決権行使によって企業のESG経営を進化させていくよう努力すべきであろう。そこで問題となるのは、企業からの「ESG情報の開示」である。

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画像はイメージです(© weerapat / amanaimages PLUS)

財務情報との「相互関係性」に欠けるESG情報開示の現状

特定の株式会社のESG情報を網羅的に見つけ出すことは容易ではない。例えば、検索エンジンで “ESG Report”とタイプしても、ESG報告書というものを発行している企業はそれほど多くない(案外日本企業が多い)。またあってもESG投資に役立つ情報には程遠く、CSRレポートにGのガバナンス情報をおまけにつけたものに終わっている。

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